最近の民放テレビドラマを見ていて思うことが次の4点だ。
1.放映時刻
テレビのゴールデンタイムと言えば、夜7時から夜10時だった。
どの局もこの時間帯にテレビドラマを放映することが多かった。「月9」という言葉もあった。
こちらのリンクで一覧を見ると、22時以後スタートが多い。中には23時56分スタートとか24時過ぎスタートのものもある。
録画してから見たり、ネットで見る層が増えたのもあって、ゴールデンタイムに放映する意義がなくなったのだろう。
2.1クールの回数
昔のテレビ番組だと1クール=13回が基本だった。しかし、最近は10回とか8回など回数が減ってきていると思う。
3.CM時間
昔のドラマのCMが60分中何分あったか知らないが、最近は増えたように感じる。
録画視聴していると、リモコンでCMを30秒ずつ飛ばして見ることが多いのだが、昔は1回か2回飛ばすとCM終わっていたのが、最近は3回4回飛ばすことがある。
テレビドラマ本体の時間が短くなっているのではないだろうか
4.回想シーン
1回のテレビドラマの中で回想シーンが増えたように思う。前回までの復習のためにもあった方がいいと思うが、なんだか以前より回想シーンが増えたと感じる。
ドラマの回数が減り、CM時間が増えて、回想シーンが増えた方が本編収録に必要な時間を減らせるから経費節減になるだろう。
ネットやBS放送のせいで、地上波のテレビの力が相対的に下がっているので、広告費も下がり、テレビドラマ制作費が下がっていて致し方ないのだろう。
これも時代の流れだろうが、なんだか寂しい気がする。