X(旧Twitter)でこんな記事が目にとまった。
紙とウェブの両方で仕事をしているが、どちらもジリ貧。紙の雑誌の部数は減少の一途だが、ウェブは情報の総量が読者数に対して飽和した感があり、閲覧数が記事制作のコストに見合わない。閲覧数が伸びないから広告費も入らない。広告主はオウンドメディアに力入れているがそちらもいい話は聞かない→
— 藤原祥弘 (@y_fomalhaut) 2023年12月18日
紙とウェブの両方で仕事をしているが、どちらもジリ貧。紙の雑誌の部数は減少の一途だが、ウェブは情報の総量が読者数に対して飽和した感があり、閲覧数が記事制作のコストに見合わない。閲覧数が伸びないから広告費も入らない。広告主はオウンドメディアに力入れているがそちらもいい話は聞かない→
どこも製作費が小さいから、にわかライターが小遣い稼ぎにスカスカの記事を量産する。手間をかけた記事が埋もれる。読者は価値ある情報に出会えず彷徨う。どこかで連鎖を断ち切りたいが、そもそもウェブメディア(およびグーグルのアルゴリズム)は、良質なものを生み出す姿勢と相性が悪い気もする。
私はライターではなく一読者でしかないが、紙の雑誌もウェブもともに、「内容がスカスカになっているなぁ」とは、何となく感じていた。
雑誌は廃刊が増えているし、残っている雑誌もかつてに比べると、広告ページも記事のページも含めて、全体にページ数が少なくなって、薄くなっている。
広告が集まらなくなり、記事供給側にお金がないから記事づくりに時間やコストをかけられなくなっているからだ。
では、「どうすればいいのか?」ときかれると、解決策はわからないが、「情報の質が落ちていくのは、大問題だ」と、何となく思う。