日大アメリカンフットボール部が違法薬物事件の問題によって廃部になるとの報道を見た。
だが、これはいかがなものだろうか?
違法な行為をしていた部員で逮捕されたのは3人である。
部の寮で違法薬物を使っていたから他の部員も知っていただろう、と言われる。
しかし、有罪が認められない場合、他の部員は無罪だ。知っていたかもしれないが無罪は無罪だ。
刑法上の責任は、個人がとるべきであって、組織が責任をとるべきではない。
連帯責任ということであれば、なぜアメリカンフットボール部だけが連帯責任をとるのか?
連帯責任の範囲は、アメリカンフットボール部に限らず、日大全体で責任をとるべきではないか?
いや、連帯責任だというならば、日大アメリカンフットボール部に責任を押しつけようとしている日本国民全体で責任をとるべきではないか?
など際限がなくなる。
ジャニー喜多川の問題があったのだから、ジャニーズ事務所は解散すべきではないか?
ビッグ・モーター問題があったのだからビッグ・モーター社は解散すべきではないか?
なぜ日大アメリカンフットボール部だけ連帯責任なのか?私には全然理由がわからない。
日大アメリカンフットボール部については、有罪になった人がその責任を負い、アメリカンフットボール部は当分リーグ戦出場停止で、いいと私は思う。